ビデオテープ素材をブルーレイ・ディスクへ移行するぞ
注)非常に時間のかかる方法ですけど

アニヲタなら(普通の人も?)、アナログ放送時代に録画したビデオテープが大量にあるかと思います。 ビデオテープを持っていて問題がいろいろありますよね。
 ・場所をとって邪魔
 ・カビないように管理しないといけない
 ・ビデオデッキがいつ故障するか分からない
ブルーレイディスクなら、SD解像度のビデオは大量に保存できるし、保管場所もあまりとらない。 媒体自体はテープ同様、何年〜何十年持つか分からないけれど、光学ディスクなら10年に1回程度コピーを作るくらいならできるかもしれない。 そもそも10年も経つと次世代の記録媒体になっているかもしれませんが。
そんな理由で、ビデオテープの映像をブルーレイ・ディスクに入れよう!
(LD(レーザーディスク)があるなら、これも処理したほうがいいですね。)

一番簡単なのは、ビデオデッキとブルーレイ・レコーダーを繋いでダビングすることでしょう。でも、ここではもっと手間暇をかけて作業します。

私的には、ブルーレイ・ディスクへのダビングだけでは心配なので、PCのハードディスクにも映像を残しておきたい。 (ブルーレイ・ディスクが記録メディアの最終形だとは、とても思えない。) そこで、以下のような作業をします。
 ・ビデオ映像をPCに取りこむ(キャプチャー)
 ・映像をBDMV形式の動画ファイルにエンコードする
 ・エンコード前にノイズ除去などデジタル処理をする
 ・BDに焼く

ここで使用するビデオテープはS-VHSで、1本に12〜18くらいのアニメ番組が録画されています。テープ1本まるごとキャプチャーしてPCに取り込みます。 そして、編集ソフトで、番組毎に分割してエンコードして動画ファイルを作成します。

手間も時間も電気代もかかる方法です。

ここで使用する映像素材はアナログ地上波の放送を録画したものです。 個人で楽しむ分には、PCに格納したり、BDにダビングしてもいいと思いますが、法律的にどうなのかわかりません。 ただ、作った動画ファイルやBDを他人に渡すのは違法かもしれないので注意してください。

コピーガードが掛けてある映像については、コピーガードを外す行為自体が違法になるので注意してください。 ということで、私がD-VHSに録画した大量のビデオ(ハイビジョン)は見捨てるしかないのであった…(泣



ビデオキャプチャーをする



映像をエンコード(圧縮)する
アニメ編

ここでは、ソースがアニメであることを前提に説明しています。 実写モノだと、フィルターの設定を変更する必要があるかと思います。



映像をエンコード(圧縮)する
二ヶ国語音声編

海外ドラマなどのような二ヶ国語音声のビデオをエンコードします。



時報の処理をする

番組冒頭に時報がある場合の処理方法を説明します。
(2013.2.18 追加)



オーサリングしてBlu-rayディスクに焼きます



何年か前から書籍をスキャンして電子化する「自炊」が流行ってますが、これも自炊なのかな? 「自分で」「吸い出す」「電子化する」「収納スペースを空ける」共通点が多いです。 ビデオテープの自炊!

ビデオテープの映像をデジタル化してくれるサービスがあるようなので、ネット検索して価格を見てビックリしました。 ビデオテープ3倍録画のやつが200〜300本あったら、どんな値段になるのか…。
とあるお店の場合で、6〜7時間録画されたテープ200本分を依頼したとしたら少なく見積もっても120万円くらいでした。 別のお店の場合だと、250万円くらいでした。1000万円を超える店もありました。
こつこつ自分でやったほうがいいな。

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